初めて乗った京阪だったけれど、ピンポイントで行く場所を指定されたように思われた。 祇園直前の四条 まずはやはり、八坂神社へご挨拶へ。 祇園四条駅から四条通りを八坂神社へ向かうと、途中に出雲そばの看板が目に入る。 京都で出雲か・・・ 思えば今向かっている八坂神社だって、もとはと言えばスサノオを祀る場所。 出雲族のあれやこれやが封じ込められた場所だと思ってもいい場所だ。 祇園祭りだって、もともとは鎮魂、怨霊の慰霊を願うものだっただろう。 この季節の京都は盆地特有の蒸し暑さで昔はさぞ不衛生な状態にあったと思うし、 鴨川が増水すればすぐに災害や病気が蔓延したことだろう。 そんな自然災害を、もともといた出雲族を蹴散らすようにして都を創った人々が祟りと恐れるのは自然な成り行きだったのかもしれない。 八坂神社では、そんな古い思いを解放し、これからの日本を、この土地を守って下さるようお願いする。 縁結び的な要素を表に出されているけれど、私にはここのエネルギーはそんなものには感じられない。 ・・・ 八坂神社を後に、祇園を南下する。 崇徳天皇廟に向かうため。 崇徳天皇廟には京都に行くと出来る限り寄ることにしているのだけれど、 歩いていると安井金毘羅に先に出たので、こちらを先にお参りすることにする。 良く見るとここも、崇徳天皇に大物主神、源頼政の合祀。 つまりは敗者であり、まつろわぬ方々を封じ込めたかのような場所になっている。 縁切り寺の役割を表面的には押し付けられているかのようだ。 元の姿をゆがめられ、祀られた御霊の何と多いことだろう。。。 歪められたと言うか、本来持っている別の側面を出すように呪縛されたとでも言うような神社の、何と多いことだろう。 こと京都という都市には、そのような要素がとても強いのかも知れない。 様々な御霊が、存在が、京都を都としての機能を果たす場所にするべく貼り付けれらているかのようだ。 そして崇徳天皇廟へ。 近づくだけでも胸から様々な思いがこみ上げるのだが、この日は今までとはちょっと違っていた。 今までご苦労だった。 もうよいぞ。 これからは自分の、今の自分のために生きなさい。 そんな声を受け取った。 今までだって、この方のために何か特別にしたわけではないのだけれど、 あの方がどんなにお優しい方だったか、繊細な感性の方だったか、私だけは忘れないでおこうと思っていたものだった。 でも、それももういいのかも知れない。。。 ・・・ さらに足を延ばして六波羅まで行くことにしてみる。 あの方とのご縁から私は平家に匿われた記憶を持つのだが、思えばここへ、清盛公へきちんとご挨拶をしたことがなかった。 一昨年宮島の厳島神社へは行ったものの、肝心の京都の拠点にご挨拶してなかったなと。 六波羅密寺には桔梗が咲いていた。 入場料を払い、宝物殿へ入ってみることにする。
過去を生きることを終え、これからを生きるための区切りをつけたかのような京都だった。 名古屋・大阪出張での出来事はこれでおしまい。 お会いできたすべての人、存在、魂たちに愛をこめて。 ありがとう。 ヒーリングサロン ガブリエルの庭 http://www.jardindesarchangegabriel.com/ #
by gabrielsgarden
| 2015-07-18 23:25
京都
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by gabrielsgarden
| 2015-07-12 23:25
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by gabrielsgarden
| 2015-07-10 19:01
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by Gabrielsgarden
| 2015-07-05 08:13
東京~名古屋~大阪~京都 今回は月曜日から廻った都市と、そこでの出来事のお話。 ・・・ 友人からのお誘いで名古屋で石の展示販売会をすることになり、その後依頼をいただいたセッションを大阪で行うという出張ツアー。 出会ったヒトモノについてはメインブログで書くことにして、ここではその裏で起きていたエネルギー的な流れを綴ろうかなと思います。 土地の意識というものはそこに住まう人の意識そのものであり、これまでの時代時代の魂たちの意識がしみ込んでいるものだ。 そんなことは百も承知だったけれど、じっくり滞在することで無意識的にそんな土地の集合意識に触れているのだなと。 普段住んでいるのは東京の西で、多摩丘陵と呼ばれる場所だけれど、この辺りにはあまり古く重いエナジーがないのが幸い。 東京都心の一極集中されたギューっと凝縮した苦しさからも少しだけ抜け出せていて、気が緩む場所ではある。 近くの小金井公園には手つかずの雑木林が残されていて、あれがきっと縄文以来、この一体の在り方だったんだろうと思わせてくれる。 それでも、東京は最近ますますエネルギー的にきつい。 それはここに住む人々の潜在意識が持つ不安や恐れがより強くなっていることに他ならない。 放射能問題、安全保障法案の騒ぎ、刷り込まれたパターンとして持つ景気経済への不安。 それらの問題から目をそらさせるメディアの在り方に人々が憤りを抱えていて、 自己の持つ本来の生命力や、生きる根源的なエナジーとの乖離に矛盾と葛藤が生じている。 その矛盾へのいらだちと葛藤からの焦燥感が大きくとぐろのように潜在意識下で渦巻いているのが今の東京。 久しぶりに東京を出て他の地方都市へ行くことでまず感じたこと。 それは、東京が一番メディアのコントロール、統制がきつい場所だということ。 地方の方が少しばかりではあっても、自己の意識に自由さが残る気がした。 東京に住む人々の、経済的に成功しなければならない意識、 素敵なOL、やり手のキャリアウーマン、セレブママでいなければならない意識。 それらは朝の通勤電車に乗り合わせてしまうとビシビシと伝わって来るものだ。 ・・・ そんな東京から抜け出して最初に降りたのは名古屋。 展示会、出張の準備とショップの配送手配、家のことなど出発前が多忙すぎて、 既にグッタリとして展示会場にお借りしたレンタルスペース入り。 展示会そのものはわざわざ月曜日にお越し下さった方で盛況で一安心。 しかし、エネルギー的にはかなりグッタリとしていた。 石を扱う仕事はどうしてもそうなってしまうもの。 その夜は、名古屋駅西口のホテルへ。 かなり新しくて清潔で、とても気持ちよく過ごせそうで気持ちがいい。 その綺麗さにかまけてエネルギー的処置を何もしないまま就寝したところ、 とてもリアルな夢を見た。 遊女・・・というよりは、女郎と言った方がいいかも知れない。 そんな女性の夢だった。 家が貧しくて売られた女性、逃げ出そうとして折檻される姿や、 戦争が始まって食べるものに困る姿。 覚えているのはそんなところだけど、なぜこんな夢を見たのか。。。 朝起きて、どっちが夢でどっちが現実なのか、一瞬クラッとするくらいリアル。 翌朝は大阪へ高速バスで移動する日。 ホテルからバス停までの道すがら、気にかかったのは鬱蒼とした重い雰囲気を放つ神社と、その周りのじっとりとした空気感。 私の脳裏には派手な着物の悲しげな女性がチラチラと映し出されて、 あの夢は、この土地だから見させられた夢だったんじゃなかろうか。。。 そんな思いがムクムクと湧き上がって来た。 バスの中で調べてみると、案の定。 名古屋駅の西は駅裏と言われる一帯であり、その先には遊郭が軒を連ねていたと。 そしてあの神社から先がそんな街だったということ。 あのホテルが新しすぎるのも少し気になったところだった。 一体以前は何だったのかと。。。 意識を向けて行くと、大勢の女性たちが見えて来る。 それは、いま現在の名古屋に住む人々、特に女性にも大きく影響を及ぼしているようにも見える。 自己肯定感の弱さや、自信のなさとして。 名古屋の人は保守的だと多くの人から聞いていて、それは東京と大阪に挟まれて個性を出しにくい土地柄なのかな・・・くらいに思っていたけれど、 実はもっともっと、根が深いものがあったのかも知れない。 信長や秀吉、家康という豪傑を送り出した土地なのになぜ?と思っていたけれど。。。 知ってしまったからには何かしなくては。。。 大阪へ向かうバスの中で私に出来ること。 あの神社を目印に土地全体にレコンセクレーションを行うことにする。 シャンバラのマスターと白山ヒメのエナジーを土地全体に降ろして行くと、 女性たちの重苦しい想念だけが地球の核へと吸い込まれて行き、 彼女たち自身は天女の一団のようになって雲に乗って上へ上がって行って、 私はそのまま寝落ちしてしまった。。。 ・・・ そして、大阪到着。 友人のご縁で新たに知り合った方たちと合流、素敵な場所でのランチとなって、 私は何やら人一倍の量と普段あまり食べない肉をあっという間に平らげて。。。 個人的に、”なおらい” とグラウンディングをしているなと。 精魂をここへ戻すために 食べ物から、そしてお肉からエネルギーを摂ろうとしているのがよく分かった。 そんな旅のはじまり。 大阪~京都編は後半で。 #
by Gabrielsgarden
| 2015-07-03 07:49
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