先日の石塾で紹介してもらったリサ・ロイヤルさんのギャラクティック・ルーツカードリブート版。
イラストがキレイで、エネルギーもとても強くて面白い。
月に一度、お世話になっている石塾だけれど、
この日は石を全く使用しなかった(笑)
講師?をして下さるのはハマダヨーコさん。
尊敬と、畏怖の念を抱いて私は密かにマスター・ヨーコと呼んでいる。
そう、これはマスターの石塾。
そう書くと、さぞ凄いヒーラーさんが集う会なのかと思われるかも知れないけれど実際は全く違うもので、ヒーラー活動をしているのは私だけ。
しかもその私が一番の問題児だ。
どういうことかと言うと、それはこの石塾とマスター・ヨーコの姿勢にある。
ここはヒーラーを養成する場でもないし、まして石のリーディングを学ぶ場でもない。
ひたすら己の在り方を問われる場なのだ。
そして、そんな場での問題児である私は、毎回マスター・ヨーコのダメ出しを食らっている。
今回気づかされたのは、天才と凡人の違いとでも言ったところ。
スピ業界と言うべきか、メタフィジ界と言うべきか、なんでも良いのだがこの世界には天才が間近にいるのだなぁと思い知った。
一般世界で天才と呼ばれる人は社会的地位や名声、富を持つ場合が多いため、私達のような一般人が身近に出会うことなどまず皆無なのだが、
この世界に足を踏み入れると本物の天才が近くにいることが多いのかも知れない。
マスター・ヨーコは、そんな一人だと思う。
全てを見通す目と言ったらありきたりなのだけれど、何か遥か彼方の未来的意識から世の中を見下ろすような視点を彼女は持っている。
そんな視点からのチャネリングは、凡人が努力したところで身に着くモノでは恐らくないのだろう。
勿論天才だって、人知れず人一倍の努力をしているのだとは察しはつくのだけれど、
何か私のような凡人が努力しても到底越えられない大きな溝、隔たりが横たわっているのを感じてしまう。
チャネリング能力云々の問題ではない格差なのだ。
人を丸裸にする目を、彼女は持っている。
彼女が石から読み解くその人の在り方は、全てをさらけ出す。
そして、そんな視点のマスターが私を読むと、私は超問題児だ(笑)
この日引いたカードで私が散々見せられたのは、パラレルという概念。
何と引いたカード全てが、時間の概念を超えたパラレルという枠組みだった。
パラレルな人だからこそ、一つにしがみつこうとする。
マスター・ヨーコはそう私に告げる。
パラレルな人って何だ???
天才の言葉は、私の理解を容易に超える。
分かろうとして、理解しようと頭で考えると余計に理解が出来なくなる。
言葉にならない理解とマスターの視点に委縮し、私は無意識にハートを閉じようとしてしまう。
未知のものに遭遇する時、人はこういう反応をするのだろう。
少なくとも私はそのようだ。
マスター・ヨーコはそこを容赦なく突っ込んでくる。
私が今までに高く高く築き上げてしまった自尊心の壁に気づかせようとして。
無意識の抵抗からの問題のすり替えを機敏に察知するマスター。
抵抗すればするほど、私は眉間に皺を寄せているらしい(笑)
こうして、全面的な心地よい敗北感を毎回感じている。
マスター・ヨーコは、自分本来の力、能力、エネルギーをフルに使って生きることを教えてくれていて、
無駄な自尊心で作り上げた鎧を脱いで、裸で生きる姿勢を見せようとしてくれているのだと思う。
自分が丸裸にされる恐怖と、心もとなさに私は必死に抵抗してしまうのだ。
それが問題児だということも分かっているのだけれど。
pretend, behavior.
それは子供のころから身に着けたサバイバル術。
こうすることで、私は自分の身を守り愛されるための振る舞いを身に着けて来たらしい。
マスター・ヨーコに指摘されるまで私はそれにほとんど気がついていなかった。
だって、他人に対する姿勢とはそういうものだと思っていたから。
丸裸の自分で、ハートを全開にして良い場所と相手だと分からないうちは。
そして、言葉の使い方もかなり指摘されている。
一つの言葉、使い古された言い回しが単なる概念となってしまっていないか、
それが本当に、自分の心から発する思いを代弁しているワードかということ。
マスター・ヨーコが指摘する私の問題点。
それは、貴方は本当に自分に忠実な人生を送っているの?という問いかけなのだ。
スピリチュアルな世界を歩むのなら、そこを抑えずして何とするということ。
癒しの世界に入って来てもまだ、私はそんな課題を抱えている。
自尊心の重たい鎧を脱ぎ捨てることを、今になって改めて意図しながら。
丸裸でも生きられる人とは、世の中を、そして自分を信頼し肯定しきっているように思えて眩しい。
実際はそうじゃないかも知れないけれど。
自身の臆病さを一つ一つ受け入れながら、マスターの愛あるダメ出しを喰らいながら、また来月も石塾に通うのだろう。
石塾と言うよりは人間塾だな。。。